カテゴリ
以前の記事
ライフログ
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
起業化の担当になる少し前に、「マーケティング」を少しだけ
勉強しました。 アメリカからやってきた考え方は、製品を作るところから、そ れを販売するところまで幅広くカバーしていました。 最初に躓いたのが、「プロダクトアウト」と「マーケットイン」と いう考え方でした。 多くの新規事業や起業化でスムーズに進まないのは、 自分の持っている技術や、アイデアだけでモノを先に作って しまって、誰に売るのか、どんなビジネスにするのか後から 考えるのでうまく行かないのだ。ということはよく言われます。 これこそが、プロダクトアウトと呼ばれるもので、マーケティン グの世界では、NGなアプローチでした。 「プロダクトアウト」の対極にあるのが「マーケットイン」 ユーザのニーズからプロダクトを作り出して、それを市場に 投入するべき。と言う考え方です。 初めてこの言葉を知ったときは、なるほど!!と目から鱗の ように思ったものでした。 ただし、私が取り組んできたことはどう考えても「プロダクト アウト」です どんなアプローチをすれば、「マーケットイン」な事業化を できるのでしょうか。 出来上がってしまったプロダクトと、プロダクトを作る過程 で検討された「仮説」について思い悩みました。 その「仮説」ですら、机上で考えられた産物でした。 最初はあくまでも、「想像された」「ターゲット」に対して、 きっと役に立つであろうと「仮説」されたプロダクトから はじめるしかなかったのです。 それは、すこしばかり勉強したマーケティングの教科書に あるような「マーケットイン」とは程遠い代物でした。
by adekomind
| 2007-01-06 23:53
| 企業化担当日誌
|
ファン申請 |
||