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東京駅で、思わず購入した重松 清氏の
「ニッポンの課長」を読みました。 本の中に、女性の名前をいくつか見つけました。 その中に、「課長 岡崎朋美さん」はいました。 それは、2003年に書かれた文章でした。 冨士急行 フィランソロピー課長 と言うのが、彼女の役職だそうです。 フィランソロピーと言うのは、社会貢献活動なのだ そうですが、上司も部下もいない。彼女たった一人 の部署の課長なのだそうです。 彼女が課長になった理由は、スケートで優秀な成績 を残したから。 なんという、プレッシャーの上にプレッシャーを上塗り するような対応なのでしょう!! 彼女は、会社にとっての自分の存在意義は、スケート だと割り切っているようすで、スケートをやめたら、 会社も辞めるだろう。と言っています。 先日、トリノの舞台で奮闘する彼女を見ました。 本当に惜しいところで4位でしたけれど、彼女にのしかかる 重たいプレッシャーを思うと、そこに、すべてを受け止める 覚悟に満ちた彼女のプロ精神を見た気がします。 「ニッポンの。。」にあった、彼女の印象的にな言葉があります。 「散ってから辞めたい。」 かっこよく、華々しく惜しまれて引退するのではなくて、 あーもうだめだなあ。と思われて、徐々に注目されなくなって いつの間にかいなくなるような辞め方をしたい。というのです。 自分自身に対する、妥協のない姿勢をかっこいいと思います。
by adekomind
| 2006-02-17 23:52
| 企業化担当日誌
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