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カナダ生れの経済学者
「ガルブレイス」97歳で逝去の記事を新聞で見ました 「よい世の中」を提唱した彼の経済学的な理論は、 経済学界であまり評価されなかったと書かれていました ガルブレイスの主張する良い社会とは 「社会の一員である人間が性別、人種、民族に かかわらず、価値ある生き方を追求できる」 社会 その前提として、 失業も、インフレも起こってはいけない 所得と権力はバランスよく配分され 教育問題、環境問題に注意が払われ 移民には好意的 軍事力は抑制されている また、地球から貧困が撲滅されていなければならない これを実現するためには すべての人々が実質的に参加できる 民主主義が確立されなければならない それが、良い世の中 なんと、理想的な言葉たちでしょう この発言は、経済学者から辛らつに批判され 結局、経済学界から、高い評価を得ることはできない まま、97歳の生涯を閉じたようです 実際、ガルブレイスの主張するような、良い世の中から 程遠い現実の中にあって、 それでも、右肩上がりの成長は今後やってこない前提 の中で、ガルブレイスの主張したことを、もう一度しっかり 見直したら、平衡状態の経済活動のなかで、幸せな社会 のあり方、その社会に対して、企業が貢献できることを 見つけられるでしょうか
by adekomind
| 2006-05-04 00:20
| 企業化担当日誌
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